これは、埼玉県にあるB歯科医院のお話です。開業地は、駅から徒歩3分といえども人通りの少ない裏道にあり、あまり良い立地とは言えません。さらに、近くには6軒の競合歯科医院があり、開業地は約16坪の賃貸物件。これだけを見たとしても、状況は他の6軒より不利なものでした。
しかし、このB歯科医院は、開業から1年で当該土地と建物を買い取り、2年目には2件目の診療所をオープンするという成功を収めています。不利な条件からのスタートにも関わらず、なぜB歯科医師は成功することができたのでしょうか?
競合に勝つためには、まず「競合と差別化できるサービスを提供すること」がカギとなります。B歯科医院の場合、それは日曜や夜間の診療でした。「できることならそうしたい」という歯科医師はたくさんいるでしょうが、実際なかなかできないのが日曜や夜間の診療。B歯科医師は、他の6軒が、日曜診療や夜間診療を行っていないことに目を付けたのです。
しかし、B歯科医師は、診療時間の差別化だけで成功できたわけではありません。B歯科医師には、開業医が成功するために必要な「起業家」としての素質があったのです。
■「主観的経営論者」ではなく、「起業家」として成功する人の特徴とは?
開業医が成功するためには、起業家の精神が必要不可欠です。起業家としての思考パターンをぜひ参考にしていただければと思います。
