物件を探し始める前に、まずはドクター自身が目指す理想の医院や将来のビジョンをしっかりと思い描いておくことが大切です。そして、その理想を実現するための物件探しを始めましょう。良い立地の物件を選ぶことは、医院成功の重要な要素の一つです。人通りが少ない場所や行き方が分かりにくい場所などは、あまり良い立地とはいえません。
■医院開業に適している立地条件
診療圏調査をして、来院見込み患者数や競合医院数を調べた上で、希望エリアの中から立地の良い物件を絞り込んでいきましょう。
立地条件が良い物件だからといって、必ずしも成功医院になるという訳ではありません。例えば、駅前や商業施設の周辺などは、開業地として適していることが多い場所です。しかし、好立地な場所はその分人気もあり、結果として「競合医院が多い」「今後新たに開業する医院がある」ということも考えられるでしょう。競合医院が多いエリアでは、サービスの差別化などの経営戦略や、患者さんに選ばれる医院づくりがさらに重要となってきます。
興味を持った物件があれば、実際に現地に行って自分の目で確認しましょう。物件周辺の環境をチェックすることも大切です。チェックするポイントは、薬局の位置、街の雰囲気、人通りの多さ、競合医院の場所など。紹介者と一緒に行くのではなく、自分一人で周辺を歩いてみるといいと思います。
物件がある程度絞り込めたら、間取りや日当たり、電気・給排水・冷暖房の設備、看板の設置場所などを確認します。理想的な物件が見つかるまでには時間がかかるかもしれませんが、自身の思い描く医院を実現するために、じっくりと物件の選定をしていきましょう。
